歌川たいじについて

 
1966年 東京都出身。小説家・まんが家、エッセイスト。
 

  • 会社員時代からゲイであることを公表して、同性愛者や性的少数者への理解を求め続け、作家・まんが家となった現在の作風にも、少数者である本人のパーソナリティが色濃く反映されている。

  • 2001年より、情報サイト「All About」にて同性愛カテゴリーを担当し、同性愛者のための生活情報、同性愛者の人権訴求記事を発信しつづける。

  • 2009年、Amebaブログにて、同性パートナーや友人・同僚たちとの日常を描くまんが「♂♂ ゲイです、ほぼ夫婦です」をリリースしはじめる。このブログは年齢、性別、セクシュアリティを問わず広く人気を博している。

  • 2010年、単行本「じりラブ(集英社)」にて、漫画家デビュー。

  • 2012年、自費出版本「ツレちゃんに逢いたい」が自費出版ながら発行部数10000部を超え、注目される。

  • 2013年、自らの壮絶な生い立ちを綴った単行本「母さんがどんなに僕を嫌いでも」が糸井重里氏に絶賛されたほか、各方面から高い評価を得た。



  • 2014年、自費出版本「僕は猫好きじゃない」が日本の猫本100選(宝島社)に選ばれる。

  • 2015年、インディーズ映画「カミングアウト」に出演し、俳優としてもデビュー。

  • 2015年、単行本「やせる石鹸」で小説家デビュー。オネエ文学ともいえる作品で、作者ならではの視点での展開が注目を浴びた。

  • 2015年、NHK 「ハートネットTV」に出演。自らの生い立ちを語り、反響を得た。

  • 2016年、国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」の、日本のLGBT高校生の被差別の実情を訴求する報告書に、まんがを提供。世界中の人々に作品が目に触れることとなった。

  • 2016年、NHK「ハートネットTV」において、冠番組「歌川たいじの一期一会」に出演。障がい者と社会の関わりについて示唆を与え、反響を得た。

  • 2017年、日本財団が主催する「これも学習マンガだ!」2017年度の50選に「母さんがどんなに僕を嫌いでも」が選ばれる。

  • 2018年、「母さんがどんなに僕を嫌いでも」が太賀×吉田羊主演で映画化。10月に釜山国際映画祭に正式出品され、11月に全国公開される。



  • 2018年、NHK「ハートネットTV」に出演、少数者の人権について語った内容が反響を呼び、数回にわたり再放送される。